雑穀~黒豆、青大豆
黒豆の栄養素~ポリフェノール「アントシアニン」「プロアントシアニジン」
黒豆の皮にはポリフェノールの一種、アントシアニンとプロアントシアニジンが含まれています。
アントシアニンは活性酵素の生成を抑える抗酸化作用成分です。
プロアントシアニジンの抗酸化力はビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍もあります。
また、アントシアニンにはのどの痛みや喘息を抑える去痰作用があります。
昔から黒豆の煮汁はのどに良いとされてきました。
他にも、利尿作用があるのでむくみを解消する、風邪予防、血圧の安定作用、血液循環の改善、解毒作用などの効果があります。
青大豆の栄養素~ビタミンA、カロチン
青大豆は黄大豆よりもビタミンA、カロチンを多く含んでいます。
100g中のカロチンの含有量は、黄大豆きな粉が4μgのところ、青大豆きな粉は30倍以上の140μgも含んでいるのです。
カロチンは体の成長に役立ち、皮膚や粘膜を健康に保ち、視覚を正常にさせます。
カロチンが不足すると、体の抵抗力が弱くなり、風邪をひきやすくなったり、夜盲症、眼球角膜乾燥症、皮膚の角質化、子供の発育不全などの原因となります。
また、カロチンには抗がん作用もあります。
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