雑穀米~大麦~種類:イネ科オオムギ属
大麦には2種類あって、フ(殻)のついたままの麦を「皮麦」、脱穀の際にフがとれる「はだか麦」があります。
皮麦を大麦と呼ぶことが多いようです。穂の形によって六条麦、二条麦に分けられます。
はだか麦は主に麦味噌として、二条皮麦はビールや焼酎などの醸造用に、六条麦は麦茶や麦飯などに利用されます。
雑穀米「大麦」の栄養素~食物繊維、ポリフェノール、ビタミン、カルシウム
大麦は栄養価が非常に高く、特に食物繊維は100g中9.6gも含まれ、精白米の約19倍、サツマイモの5倍になります。
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食物繊維には水溶性と不溶性があり、この2つをバランスよく摂取することが望ましいとされています。
精白米には水溶性食物繊維がほとんど含まれていませんが、大麦には2つの食物繊維がバランスよく含まれています。
また、大麦のカルシウム含有量は精白米の3倍以上、ビタミンB2は2倍以上になります。そして、ワインやチョコレートに含まれることで知られているポリフェノールも含んでいます。
ポリフェノールはガンや動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因である活性酵素を抑えてくれる、抗酸化物質です。
麦ご飯の黒っぽい色は、ポリフェノールの色素の色なのです。
雑穀米「押し麦」
押し麦は水を加えて精白し、蒸気をあててやわらかくしてから、ローラーで押しつぶした麦です。
他にも、精製工程で右の溝に沿って割った丸麦、それをさらに押しつぶした白麦、丸麦を押しつぶさずに米粒と同じ大きさ・比重にした米粒麦などがあります。
雑穀米「はだか麦」
はだか麦は西日本で多く栽培されている、大麦の一種です。
雑穀米にブレンドされているのはごく一部ですが、はだか麦にはたくさんの食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンBが含まれています。
雑穀米「もち麦」
大麦は世界各地で栽培されていますが、モチ種は日本と中国、朝鮮にしかありません。粘り気が強くコシがあるので、昔はモチの代用として食べられていました。現在では栽培に手間がかかることなどの理由でほとんど栽培されなくなりました。